熊本の郷土料理「だご汁」が食べたくなったら

せっかく熊本に来たのだから、馬刺しや熊本ラーメンだけでなく、ほかの郷土料理も味わってみたい。

そんな方はいらっしゃいませんか?

また、熊本県民の方のなかにも、「久しぶりにだご汁が食べたいな」と思うことがあるのではないでしょうか。

実は、熊本県民である私もその一人です。

だご汁の「だご」とは、小麦粉と水を練って作る団子のこと。麺のように細長く伸ばすのではなく、手で適当な大きさにちぎり、平たくして作ります。

味噌や醤油をベースにした汁に、だごや野菜などを入れて煮込んだものが、熊本の郷土料理「だご汁」です。

私にとって、だご汁は懐かしい家庭の味

幼い頃、実家ではよくだご汁を作っていました。

小麦粉をこねてだごを作り、さまざまな野菜や豚肉を味噌ベースのスープでぐつぐつと煮込みます。最後に手作りのだごを投入すれば、だご汁の完成です。

私が楽しみにしていたのは、作った当日と翌日で変わる、だごの食感でした。

出来たてのだごは、少し歯応えのある食感。一方、翌日になると汁の水分を吸って、少し柔らかくなります。

同じだご汁でも、時間が経つと違った美味しさを楽しめるのが、子どもながらにうれしかったことを覚えています。

大人になってからは、自分でだご汁を作る機会も少なくなりました。それでも、幼い頃から親しんできた懐かしい味は、ふとしたときに食べたくなるものです。

今回は、そんなだご汁を味わえるお店「だご汁食堂みのり」さんをご紹介します。

「だご汁食堂みのり」で平日ランチ

熊本市中心部からだと車で約25分。今回訪れたのは、だご汁を提供する「だご汁食堂みのり」さんです。

私が訪問したのは、平日の12時過ぎ。

こちらが、今回いただいた平日限定の日替わりランチです。

だご汁を注文し1,100円でした。

白米か雑穀米から選択可・汁物(みそ汁、だご汁、豚汁で料金が異なります)・小鉢・サラダ・漬物がついています。

ご飯は大中小からサイズも選ぶことができました。普通盛りが中ということで、今回は白米の中を注文しました。

優しい味わいに、お腹も心も満たされました

実際にいただいて印象に残ったのは、全体的に優しい味わいだったことです。

だご汁は、どこかほっとするような美味しさ。食事をしながら、幼い頃に実家で食べていた、懐かしいだご汁のことを思い出しました。

また、だしが無添加という点も、うれしいポイントです。

郷土料理は、その土地ならではの食文化を味わえるだけでなく、どこか懐かしさや安心感を覚えるところも魅力だと思います。

今回のランチも、お腹が満たされたのはもちろん、心までほっとするような食事になりました。

そして、食事を終えて思ったのは、「今度は別のものも食べてみたい!」ということ。

だご汁を味わいに訪れたお店でしたが、ほかのメニューにも興味が湧きました。

熊本の郷土料理を味わってみませんか?

熊本の郷土料理といえば、馬刺しや熊本ラーメンを思い浮かべる方も多いかもしれません。

でも、地元で親しまれてきただご汁も、ぜひ味わっていただきたい料理のひとつです。

熊本を訪れて郷土料理を食べてみたい方はもちろん、久しぶりにだご汁を食べたい熊本県民の方も、「だご汁食堂みのり」さんを訪れてみてはいかがでしょうか。

優しい味わいのだご汁を楽しみながら、熊本ならではの食文化に触れてみてください。