加藤清正の菩提寺としても有名な本妙寺。

現在は熊本城の北西部に位置しています。

加藤清正ゆかりの地を回りたいという方には是非訪れていただきたい場所の一つです。

まずは本妙寺について少し説明をしていきましょう。

天正13年(1585年)に清正が父のために摂津(現在の大阪)に建て、肥後入国後に熊本城内に移しました。清正逝去後に遺言状により中尾山の中腹(現在地)に移建されました。

本妙寺の総門である仁王門は、2016年熊本地震で被災し、2022年11月に再建されたものです。仁王門から入り移動すること約10分、大本堂が見えてきます。

そして、その奥には胸突雁木(むなつきがんぎ)と呼ばれる176段の磴道があり、登った先に清正公が祀られている浄池廟(じょうちびょう)があります。さらにその奥に進み300段の石段を登ると加藤清正公銅像が見えてきます。

像高は8.2m(台座込みで17m)、清正公の手には片鎌槍が持たれています。金属供出のため撤去されましたが、昭和35年(1960年)に再建されています。

この銅像からは遠くに熊本城を見ることもできます。特にイチョウの季節には、その色づいたイチョウを目標にすると熊本城も見つけやすくなりますよ。

熊本城と同じ高さとだけあって、眺めも格別です。

清正公の銅像までは石段を登ることもあり、体力を奪われて疲れてしまいますが、登り切った後の景色には疲れも吹き飛んでしまうほどです。

ほとんどの方が熊本城や水前寺成趣園へ観光に向かうので、本妙寺ではゆったりと時間を過ごしていただけるのではないかと思います。

また、毎年桜の咲く頃、3月末夕方からは桜灯籠(はなとうろう)が開催され、桜を見ながら灯籠を楽しむことができます。この時期ならでは幻想的な時間を過ごすのも良いですね。

静かな落ち着いた雰囲気の中で、清正公の活躍していた時代を想像するのも悪くありません。熊本の歴史に偉大な功績を残した清正公の菩提寺にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。